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村松佑樹⑤ ミレーと岩波書店と

1980年春に旧神戸近代美術館で開催されたミレー・コロー展を観覧していました。子供でも心入る作品群ですので、その時の作品便覧は今でも大切に持っています。

またご存知、岩波書店のマークは、ミレーの種をまく人をモチーフにしたもの。


ミレーの「落穂拾い」も「種をまく人」も貧しい農村の生き様を描くもの、宗教的な意味を持つものとして解釈されています。


未来を予感させる発芽、宝としての収穫の歓びと糧。そして、丹念に育てた健全な土は有機的で大地が豊かなものとなります。

お話を伺っていると、今回の村松さんの個展に際しては、そんなもっと純粋な行為を見つめ直しておられるのではと感じます。


次に種を蒔き育てるのは我々だよね、と作品を観ながら、我が足下をみるような思いでした。

©︎村松佑樹 「農具」


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