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4/18sat. 堂前守人陶個展「光溢れる春の庭で」準備へ

考えますと堂前守人さんの作品とは長いおつきあい。誰が作った作品かも知らなかったのですが、陶器と言いながらあまり触れたことのないテクスチャーと全面が野花の模様に、じわじわと取り込まれました。

作陶中の堂前さん(写真提供/peeps hakodate)

はこだて工芸舎の主宰である堂前さんを初めてご訪問したのは2019年1月。詳細はホームページ(http://kogeisya.blueboxcraft.com/)でご確認いただきたいのですが、函館の観光案内にも紹介されているこちらは、一代で巨万の富を得た酒類・食料品卸の梅津商店の建物を引き継ぎ、カフェ&ギャラリーとして明治・大正・昭和初期の古き建築様式が垣間見られる、函館の気候特性や商店の造りを活かしたユニークなスポットでした。 大きな金庫や時計もそのまま、2階は立派な洋間を構え元々の持ち主から一任されているいろんな芸術的貯蔵品を楽しむこともできます。また、和室は不思議な欄間があり、茶室仕様にも!堂前さん曰く「仕方なく数年前から始めたよ」と。


さて、事業家であることからもお話には深みがありますが、庭を楽しめる手作りのカフェスペース、ぐるりと回り込むととても心地の良さそうなアトリエ・住居を構えておられます。そうそう暖房は数台のストーブがフル稼働で建物中をいい匂いが漂うのです。


日常使いのものに、野の大好きな草花等を全面フィーチャーされた作品が特徴でもある堂前作品。経年でその雰囲気も変化を遂げていますが、そのお話は個展が始まってから。実際お庭には花や木を楽しめるように、建物の中側から工夫がなされています。もちろんアトリエからも。

おなじみの函館山からの夜景と青森を見渡せる津軽海峡

自然豊かで大らかな土地とは別に、厳しい気候や歴史を文化にもしてきた北海道。堂前さんの生まれ育ちは函館ではないものの、この旧梅津商店で堂前さんの世界をゆっくり一つずつ実現されていく様は、作品に生き様に投影されている気がします。今年は雪も少なく、日本全国でウィルスの脅威で過ぎてゆく少々不穏な初春です。


さてBIOMEでは、堂前さんのお人となりにも光をあて、4月の個展を大いに楽しみにしていただこうとそんな想いでいます。blogもどうぞご期待ください。

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